Scholarship
project
奨学金プロジェクト
Batheay High Schoolの成績優秀者に奨学金を授与するプロジェクトです。
コンポンチャム州の4つの学校に教科書を届け終えた時、カンボジア側で支援活動を支えてくださったBatheay High Schoolの校長先生から奨学金への資金提供を依頼されました。カンボジアでは、学期内で何度か試験を行い、成績優秀者に少額の報奨金を与える習慣があり、その援助を希望されたのです。奨学金支援は、
開始までにカンボジア側と何回もやり取りをし、お互いに異文化衝突も経験したうえでスタートした活動です。
現在もクラウドファンディングで毎年行っています。
奨学金制度に対するカンボジアの生徒と親のインタビューです。
Tou Vitikさん
私の名前はTou Vitikです。バティ高校の生徒です。まず最初に奨学金制度を支えてもらっているACROSSの皆さんに感謝したいと思います。私は2年間(2014-2015)奨学金をもらっています。この奨学金制度はすべての生徒にとってとても大切だと思います。
奨学金をもらった生徒たちは、勉強に必要な文房具と物理や数学や英語の塾の費用に使います。奨学金は私自身の勉強の支えになりました。
この奨学金制度のおかげで、生徒たちは他の生徒に負けないようにもっと一生懸命勉強するようになったと思います。奨学金制度がずっと続くように願っています。
Phal Sochealyさん
私の名前はPhal Sochealyです。バティ高校の9年生(日本の中学3年生)です。私は7年生のときからずっと奨学金を受け取っています。奨学金をもらった生徒たちはみんな、次の奨学金をもらうために、他の人に負けないように勉強するようになったと思います。貧しい家庭の生徒たちは奨学金を放課後の塾の謝礼や必要な文房具に使っています。
私は奨学金を文房具と物理と数学と英語の塾の費用に使いました。
成績が1番から5番の生徒に与えられるこの奨学金はとてもありがたいです。来年もぜひ続けてほしいです。ありがとうございました。
Phal Sochealyさんのお母さん
奨学金制度のおかげで、娘は奨学金と将来のために、前よりも一生懸命勉強するようになりました。この制度を支えていただける団体があることをありがたく思っています。
私たちは、これからもカンボジアの教育をサポートし続けていきます。なお、この活動にはACROSS会員以外からも、広く支援者を募っています